パソコンの選び方 基本編
パソコンの基本的な性能をチェックする上で参考にしたいのが、
・CPU
・メモリー
・HDD
の3点です。
CPUとはパソコンの頭脳の部分です。パソコン作業に必要なあらゆる計算処理を行っています。廉価なPCでもCPUクロック(処理能力を表す。この数値が大きいほどパソコンの動作スピードは速い。)2GHz程度はあるので一般的な使い方には、問題ありません。
動画再生、3Dゲームを楽しみたい場合は、良いCPU搭載パソコンを選びましょう。
メモリー
データやプログラムを記憶する装置。
メモリは多ければ多いほど、安定した動作につながります。
インターネットや文書作成程度では、256MBで全く問題ありませんが、画像編集や動画、TV録画、DVD作成などを考えるのであれば、512MB以上ないと思わぬフリーズやストレスを生むことになります。
安定した動作のためには512MBを標準と考え、3DCGやオンラインゲーム、本格的な動画編集などには1GB以上を推奨します。
HDD
ハードディスクの読み取り装置。ハードディスクはディスクと読み取り装置が一体化していて着脱不能なため、ハードディスクの同義語として用いられる。
デスクトップPCで80GB〜、ノートPCで30GB〜
これ位のモデルがほとんどなので、まず問題はありません。
ところが、動画を扱うとなると話は変わってきます。
少し高画質の動画なら1時間で600MB
TV録画なら標準画質で1時間2GBほどになります。
CD−RやDVDに焼いてしまう手もありますが、本来これはバックアップであり、その都度探すのは面倒で実際HDD内にない物は、まず見ないのが実際のところでしょう。
メディア代もバカにならず、DVD作成などは厳選して、そのぶんを大容量HDDに回したい所です。
その他のポイント
光学ドライブ 〜・光学ドライブ(光ドライブ)とは、レーザー光で読み書きを行うドライブの事。データをCDやDVDに読み込み&書き込みを行う時に使います。
CD-RWドライブは、CD-Rへの読み書き、およびCD-ROMの読み出しも可能。
CD-Rでは書き込みに失敗したメディアは二度と使用できなくなるが、CD-RWではいったんデータを消去すれば改めて書き込むことができる。
液晶モニタ
15インチ・・・・・・3万円前後
17インチ・・・・・・4万円前後
19インチ・・・・・・6万円前後
20インチ以上・・10万円超〜
主流は17インチですが、好みと予算で検討してください。
ビデオカード
グラフィックカードと同じ意味。3Dゲームを楽しむなら必須。ゲームの場合、そのゲームの推奨スペック等を参考にして購入すると良い。
ノートパソコンを購入する際に最も大切なことは目的を決めることです。
インターネット・メール・文書作成等の利用目的であれば、ベーシックな安いタイプのものでも問題ないでしょう。
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